2020/09/30 21:53
こんにちは。
MusterWerkの新宅です。

ワンチケットはご存知でしょうか?
1つのブランドタグに2つの異なるネームが載ること。
何より特別で、より強い結びつきを示す証。
別注を作る際にRAKINESディレクター大島氏よりご提案を頂き、20AWよりRAKINESとのワンチケットが実現。

その記念すべきワンチケット第1号を飾る別注が
French moleskin series.

20AWコレクションでWork Coatとwide pantsで使用されていた"Heavyweight French Moleskin"
1950~60年代ごろのフランスのヴィンテージワークウェアにみられるヘビーウェイトのモールスキン。
遠州産地の特殊な織機で力強く織られたきわめて地厚な生地は縫製が困難なほどタフな質感ですが、着用するたび徐々に着る人の身体に馴染んでゆき退色していく様も非常に魅力的な生地。
カラーは陽に焼けたようなスミクロを表現しております。
半世紀まえのヴィンテージウェアが証明する通り、時と共に消費されてゆく現代の素材とは一線を画す一生ものの素材です。
言い換えれば、現代とは雑な扱われ方をして、半世紀以上現存している生地。
普通に着れば、100年も夢ではない。
そんな生地に愛情をたっぷりと注ぎ、どんどん自分色に染めていく。
男のロマンですね。

MusterWerkではこれから歴史を刻んでいく生地を
CPO blouson - 1tuck straight pants
に仕上げました。
ラフに、だけど大切に。
こいつと一緒に年を重ねていきたいと思います。