2020/10/20 14:14
こんにちは。
MusterWerkの新宅です。
RAKINESとして初のカットソーをMusterWerkの為に製作していただきました。
もともと擦り切れるほど着ているお気に入りロンTがありまして。
そちらをわがまま言ってパワーアップして作っていただきました。
心から感謝です。
ブランドの生み出す曖昧で表現できない、
絶妙な色に私自身、いつも魅了されております。
今回も何となく色の希望を伝えて上がってきたものがこちら。
pinkish purple(ピンキッシュ パープル)
grayish navy(グレイッシュ ネイビー)
無理やり作ったような、だけど真剣なカラーネームに愛を感じます。
差し色としてインナーに。
1枚でも勿論絶品です。
シルエットは近年トレンドとなっているオーバーサイズとは少し違った感じ。
程よく無理がない程度の緩さ加減とスッキリな袖まわりのバランス。
ジャケット、シャツ、カーディガンなどのインナーに使ってもらえますと腕まわりのスムーズさにこれか!と感じていただけるかと思います。
センターを少し外した肩のシームはスッキリとした肩線を狙ったブランドのこだわり。
前肩が出た骨格の私たちにはこの作りが1番しっくりときます。
首元のリブは少し前に倒しながら付けられておりますので、しっかりとした首元でありながら、窮屈な締め付けは全く感じません。
裾のリブはなく、シンプルな仕上げ。
面も含めカジュアルになりすぎないのもポイント。
控えめなスリットは日常生活に快適さをプラスします。
素材は1876年設立の老舗高品質生地メーカーであるALBINI/アルビニ社の原料部門が厳選した糸を使用し作り上げた「ALBINI CORCORAN(アルビニ コーコラン)」を使用。
カリフォルニア州のコ―コランという地域で収穫される、スーピマコットン「CORCORAN」
スーピマコットンの中でもとくに繊維が長く、滑らかな肌触りとクリアな質感が特徴で、ごく僅かしか取れない希少な原料です。
30/1の引き揃えの糸を、限界値できめ細かく編み上げた度詰めのハード天竺。
滑らかな肌触りと、もっちりとした生地の厚さが感じられます。
料理と同じで、ただ素材が良いだけでは、ダメでその後の加工を含めた微調整を経て最高の逸品へとなります。
普通に見せて、有り得ない程に普通じゃないことをしている。
色々と書きましたが、間違いないものなので、
お店では唯一と言ってもよいほど、
良い意味で適当に接客できます。
"騙されたと思って1枚買ってみて"と。