2020/10/21 18:37
こんにちは。
MusterWerkの新宅です。

前回ブログで紹介しましたDEEP V-NECKはwalenode型の代名詞。
素材の代名詞はヤクです。
素材はヤク100%の16番双糸を2本取りしております。
一般的にリブ編みベースで作る片畦を総針をベースに片畦で編み立てることでより度目が詰まりしっかりさせています。
その為、繊維長の細い紡毛のカシミヤやヤクではだれやすい畦目がしっかりした見た目になる。
それに加えて軽さもでます。

ラグラン袖のアームホールは目立てを表に出さず、内減らしすることで、ソリッドな印象に仕上がっております。
ヤクは毛玉になりにくく、保温性が高いのが特徴。
最近目にする素材にはなったものの、
全体的に肌触り、質感が素晴らしいものは少ない印象を受けます。
洋服を買うときに素材は何かはわかるけど、
その中身まで知ることは難しいことです。
ヤクと表記されてしまえばヤクですし、
カシミヤ含めて何でもそうですね。
その中身を伝えるのが、僕(セレクトショップ)の仕事で作り手の仕事だと思いますが、
展示会を通してヤクの説明をしっかりと受けたのは、walenodeだけでした。
触って、着て納得したのもwalenodeだけ。
これなら着たいと思いました。
それもそのはず
長年ヤクのセーターを作っている工場の社長さんが毎年産地のチベット近くの青海という地域の標高5000m弱の土地に自ら行き、原毛を厳選して現地で糸を作成しております。
自身の目で見て、触れて、作る。
当たり前のことですが、色々な事情で難しいこと。
walenodeのヤクには、他のヤクを試した上で、
トライして欲しい。
その違いに気付くはずなので。


こちらルックの写真ですが
着ると、この表情になりますよね。
作った表情ではなく、気持ち良いものを着ると自然とこうなるんです。
毎度ルックも素敵すぎるので、お時間あれば全てに目を通してみて下さい。
MusterWerkでは染色なしのナチュラルカラー白系と茶系の2色展開です。
是非店頭で。